世界の『美』と『ぬくもり』を日本へ
布。それはその国のその地域の文化であり、歴史である。
紀元前から始まった織物は世界各地に広がり、その文化独特のものへと発展していった。
絹、織機、藍染、泥染め、刺繍、媒体、絣、手紡ぎ、染色、バティック、上布、ミラーワーク・・・
布を語るには数え切れないほどの専門用語が必要となる。
そういった何千年にもわたる文化の結晶が布なのである。
それぞれの文化で育ち、それぞれの美的感覚の上で成り立っている。
そこには、我々が知らない『美』が存在する。
そういった布の多くは手作業で作られ、気の遠くなるような時間を経て一枚の布となる。
消費者社会、大量生産、経済第一主義。
現代社会ではなかなか感じられないモノへの『ぬくもり』が注ぎ込まれている。
「良いものを良い形で」
近年のアジアン雑貨の人気で安価でかわいいものは手に入るようになった。
しかし、安価で作られている以上、作りもチープなものが多い。
とても残念である。
我々日本人が作りえることのできないすばらしい品々をもっと良い形で、
より多くの人に使ってもらいたい。
厳選されたタンニンレザーを用い、 ミシンは一切使わず、
すべてハンドメイドで縫い合わせることで、
世界の織手、縫い手から受け継がれた『美』と『ぬくもり』を注ぎ込んだ、
他に類を見ない、レザー作品となる。
使えば使うほどで味が出て、愛着がわく、
ISLAND HOPPINGの作品は、すべてそんな作品になっている。
もちろん、忘れてはならないのが、使いやすさである。
処女作品のコインケースにいたっては世界一使いやすいといっても過言ではないかもしれない。